高い接触力、高い保持力を誇る
プレスフィット技術
50億本以上の実績(2023年4月時点)
当社は長年にわたるダイレクトインサーション技術の経験を生かし、ハンダを使わない接続方法を開発しました。
独自のアイ・オブ・ザ・ニードル構造がスルーホール内で強固で確実な接続を維持します。
ハンダ付けを不要にすることで、環境に優しく、コストパフォーマンスの高い接続を実現します。
プレスフィット技術の特長
01ハンダ付け不要
ウェーブハンダ及びスクリーンペーストハンダ工程を取り除くことが可能です。
02確実なホールド性
当社のプレスフィット端子は、最適の材料とデザインで、確実で気密性の高い接続を実現します。
03環境に優しく、信頼性向上
ハンダ付工程が不要となることで、環境に優しく、コストパフォーマンスに優れた工程を実現します。
また、ハンダに起因する品質トラブルを排除できますので、製品の信頼性を向上させます。
04フレキシブルに試作対応
日本国内でプレスフィット端子の試作、挿入試験、評価のお手伝いに対応することができます。
また、お客様の仕様・用途に応じてプレスフィット端子を用いたヘッダーやカスタムコネクタも提供致します。
ダイレクトインサーションによるコスト軽減事例
(コスト低減例:スマートジャンクションボックスのアッセンブリー)
高価なコネクタやウェーブハンダ付け、特殊なハンダ付けは必要ありません。
リフロー工程とダイレクトインサーションを組み合わせることにより、コネクタやウェーブソルダリング、特殊なハンダ付けを取り除きました。
ジャンクションボックスPCBへ直接ヒューズリセプタクルやブレード端子を組付けることができます。
プレスフィット端子試作
プレスフィット端子単品から実装まで試作可能
お客様のニーズにお応えるするため、開発段階から試作対応をいたします。量産を見据えての試作を行なうことが可能です。
- ●小ロット対応可能
- ●試作専用ストリップ材を使用するため、少ロット時は試作金型を製作せず試作が可能
- ●試作専用ストリップ材のプレスフィット部は量産品と同じ為、量産品と同性能(めっき仕様を量産品と同じにするためには、要相談)
- ●プレスフィット端子の基板実装試作の対応が可能
プレスフィット端子挿入機
オートスプライスは端子と機械の両面から、お客様の工程の効率化、コスト低減を提案します。
そこには、50年を超える歴史と実績に裏打ちされた、確かな技術力と豊富な経験が生きています。
お客様の生産数量、ご予算に応じて、少ロット対応標準機やインライン特別設計も承ります。
挿入機導入事例
基板実装部をプレスフィット形状へ変更
様々なアプリケーションに適用可能
プレスフィットQ&A
- Q:プレスフィット端子はどのような評価を実施していますか?
- A:IEC-60352(ソルダーレス圧入接続国際規格)に準拠して評価しております。
- Q:プレスフィット端子を使用するため、相手基板に制約はありますか?
- A:ご使用になる基板のスルーホール規格(サイズやメッキ仕様など)が弊社規定に合う必要があります。
- Q:プレスフィット端子は、何種類ありますか?
- A:板厚別に3種類用意しております。【T0.4 / T0.64 / T0.81】
- Q:プレスフィット端子の基板への圧入後の接合界面の状態はどのようになりますか?
- A:ガスタイト結合状態になります。
- Q:具体的にどのような製品や部品に使われますか?
- A:車載系の各種センサー、モーターユニット、ECUなどの製品が多く、サーバーなどにも使われております。
- Q:直ぐに購入可能なプレスフィット端子のサンプルもありますか?
- A:用途と目的をお聞きした上で、弊社評価用のサンプルを用意する事も場合によっては可能です。
より詳しい事については、お問合せください。